ウォータースポット(クレーター)は塗装上ではこうなっています

塗装面のクレーター  ウォータースポットイメージ図

イオンデポジットが進行してくると次はこちらの形になります。 上の左側の写真は少し見づらいのですがイオンデポジットが進行してきて、塗装表面がクレーター状になってしまった状態です。 上の右がイメージ図ですが、一度イオンデポジットが付着してしまうと、次からイオンデポジットの内側に水がたまるようになり、どんどん浸食されていきます。 
毎回必ずそこで水が蒸発するわけですから、他の部分に比べるとそこだけ局所的に熱が加わりやすく、水蒸気や凝縮されたイオン分等の影響を受け、塗装が収縮したようになり縮んでいきます。 また、酸性雨の影響もそこだけ局所的に被害が大きくなり、ひどくなると陥没したクレーター状になってしまいます。 これをさらに進行させると、塗装に割れが生じたりして取り返しがつかなくなってしまい、再塗装しか手がなくなってしまいます。

もし、ウォータースポットがクレータ状態になってしまっても、早い段階の軽度のうちにボディ面を磨いて除去しておけば表面がツルツルになり、局所的に水を貯める事がなくなるため、進行を軽減する事が出来ます。

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